塗装って何年でやったらいいの?
塗装工事って高くない?
業者ってどうやって選べばいいの?

基礎知識①
初めて塗装する前に知っておくべきこと
なぜ、塗装工事をしなければいけないのか
築年数が10年を経過すると、雨や風、紫外線の影響で屋根や外壁、塗膜が傷んできます。 劣化が進むと、ひび割れや塗膜の剥がれ、内部の腐食へと発展し、雨漏りが発生する可能性もあります。
さらに、劣化を放置すると、シロアリの被害や、建物の躯体部分が腐ってしまい大規模な修繕が必要となり、高額な費用がかかってしまいます。外観が損なわれる以上に、建物の寿命も短くなってしまいます。

劣化を放置すると
■ 雨漏り
■ シロアリの被害
■ 大規模な修繕工事・高額な修繕費
塗装工事3つのメリット
① 塗装前の現地調査で建物の健康診断をする
塗装工事をする前には、必ず現地調査・建物診断を行いお見積書を作成いたします。その際、建物の屋根・外壁や付帯部等の劣化状況を調査いたします。修繕が必要な箇所があれば、同時に行うことになります。
建物も人間の身体と一緒で、定期的な健康診断が大事なんです。
② 建物の防水性を高め寿命を伸ばす
建物の最大の敵は「水の侵入」です。塗装工事をすることで、建物の防水性を高め、雨漏りやシロアリの被害、大規模修繕のリスクを防ぐことができます。
③ 建物の美観性を高める
塗装工事は、単なる塗り替え・メンテナンスだけではありません。お住まいを塗り替えることによって、新築同様の輝きを取り戻すことや、イメージチェンジすることができ、外観の美観性を高めることができます。
塗装職人は塗って終わりではなく「仕上り」にもこだわりをもって施工しています。
基礎知識②
塗装をするタイミング
一般的に初めて塗装工事をする目安として新築から10年とよく言われますが、建物の仕様や環境によって大きく変わります。環境によって、早ければ7年、逆に12年と遅い方もいらっしゃいます。
実際に建物を見て、屋根・外壁の劣化状況で判断するのが良いでしょう。劣化状況の進行度(★~★★★★★)5段階ごとにご紹介いたします。
外壁の色あせ・汚れ
劣化進行度 | ★ |
塗膜の防水性能が低下し、汚れが付きはじめています。建物診断をオススメいたします。
外壁のチョーキング
劣化進行度 | ★★ |
外壁を手で触ると粉が付く、これは塗料(塗膜)が著しく劣化し防水性能が低下しているサインです。塗り替え時期の目安となります。
コーキングの硬化・割れ
劣化進行度 | ★★★ |
コーキングが硬化しひび割れを起こしています。この隙間から雨水などの水が侵入し、外壁材や建物の躯体部分を腐らせてしまいます。すぐにコーキングの打ち替えをオススメいたします。
塗膜の剥離
劣化進行度 | ★★★ |
塗膜の劣化や、水の侵入や湿気による塗膜の剥離です。腐食が進む前に早急なメンテナンス・塗り替えをオススメいたします。
外壁のクラック(亀裂)
劣化進行度 | ★★★★ |
建物の歪みや、地震の影響で起こるクラック(亀裂)です。このクラックから雨水などの水が侵入し、外壁材や建物の躯体部分を腐らせてしまいます。重大な事態を引き起こす前に、早急なメンテナンス・塗り替えをオススメいたします。
外壁材(サイディング)の反り
劣化進行度 | ★★★★ |
サイディングの反りや浮きは、塗装の防水切れが原因で、水を吸った外壁材が膨張・収縮することによって起こります。 一度反ったものは元に戻すことができません。 反り具合によってはサイディングの張り替えとなってしまいます。すぐにご相談ください。
外壁材の爆裂・凍害(軽度)
劣化進行度 | ★★★★ |
爆裂・凍害現象は、サイディングのひび割れを放置したことが原因で起こる劣化症状です。サイディングのひび割れ部から水が入り込み、入り込んだ水が寒い時期に凍って体積が増えることで壁の内側から押し出してしまいます。爆裂してしまった外壁は補修材で埋めてしまうか、サイディングへ張り替えが必要となります。すぐにご相談ください。
外壁の爆裂・腐食(重度)
劣化進行度 | ★★★★★ |
外壁材のクラックやコーキングのひび割れを長年放置し、爆裂・腐食が進行した状態です。補修ができない状態のため、サイディングの張り替えが余儀なくされます。他の箇所への影響もあるため早急な対処が必要です。すぐにご相談ください。
重要ポイント
優良な塗装会社を選ぶコツ
塗装工事価格の秘密

工事価格を決める大きな要素は次の4つです。
なぜ、業者によって工事価格が違うのか
人件費・材料費・諸経費は、どの業者においても基本的に大きな差はありません。工事価格の差が生じる大きな要因として、会社利益(粗利)を何%で設定しているかがポイントとなります。適正な塗装店だと20~30%が相場です。ですが、40%・50%と利益を取りすぎている業者も少なくありません。
なぜ、利益を多く乗せても商売が成立するのか?そこには、業態別工事価格のからくりが関係しています。それは中間マージンです。
ハウスメーカーや大手リフォーム店は、施工を下請け会社へ依頼します。下請け会社の工事価格に自分の会社の利益を乗せるため、工事価格が高くなってしまいます。ハウスメーカーや大手リフォーム会社の存在が、塗装工事の相場を上げている要因です。
【ハウスメーカーや大手リフォーム会社の工事内訳の例】
業態別塗装業者
塗装工事を行う業者には次のような業態があります。
塗装工事を行う業態
- ハウスメーカー
- 大手リフォーム会社
- 中堅リフォーム会社・工務店
- 地域の塗装店
このような業態が塗装工事を請け負いますが、業態別にメリット・デメリットが存在します。
ハウスメーカー
工事価格 | 割り高 |
技術力 | 高い |
信用度 | 高い |
基本的に自社に職人はいません。施工は協力会社が担当することになります。協力会社の職人の技術は高く安心できます。しかし、協力会社の請負金額にハウスメーカーのマージンが乗るので工事価格は3割ほど高いようです。ハウスメーカーのブランド力もあるので、一種の保険のつもりで依頼する方が多いようです。
大手リフォーム会社
工事価格 | 割り高 |
技術力 | バラツキがある |
信用度 | 高め |
大手リフォーム会社は営業マンが多くいて、広告費も多くかけている。間接的な経費が多い印象です。そのため、工事価格は割り高。職人のコストを抑える傾向があり、技術力には会社によってバラツキがある。
中堅リフォーム会社・工務店
工事価格 | 少し高め |
技術力 | 高い |
信用度 | 会社によってバラツキがある |
比較的バランスが取れているところが多い。職人も長く在籍しているところが多く技術力も高く安心できる。特に工務店の場合、地域に根ざして営業していることが多く信用度も高い。
地域の塗装店
工事価格 | 比較的安め |
技術力 | 比較的高い |
信用度 | 低め |
工事価格にはバラツキがあるが、比較的安いところが多い。しかし、安すぎる塗装店には注意が必要。技術力にもバラツキはあるが、塗装を専門に行なっているため基本的に技術力は高い。信用度は少し低いが、地域に根ざして営業しているところは、逆に信用度が高い。店舗によってバラツキがあるため、慎重に業者選びをしたほうが良い。
優良な塗装会社を選ぶポイントまとめ
信用できる業者か?
これは、あなたの目で見極めるしかありません。正しい知識を持っていれば、きっと大丈夫です。お見積りの依頼は、信用できそうな業者から2~3社取るのが良いでしょう。
施工実績のある塗装店か?
施工実績が多いということは、それだけお客様から信頼されているということです。業者を選ぶ際には、施工実績を見るといいでしょう。
地域密着の塗装店か
業者を選ぶ際には、地域密着の施工店を選んでください。塗装工事は施工中やアフターフォローなど、様々な対応が必要です。地域密着の塗装店であれば、何か問題が起きた場合でもすぐに駆けつけることが出来ます。
